07.7.29「御言によって」
1ペテロ1:22-25
:22あなたがたは、真理に従うことによって、たましいをきよめ、偽りのない兄弟愛をいだくに至ったのであるから、互に心から熱く愛し合いなさい。
:23あなたがたが新たに生れたのは、朽ちる種からではなく、朽ちない種から、すなわち、神の変ることのない生ける御言によったのである。
:24「人はみな草のごとく、その栄華はみな草の花に似ている。草は枯れ、花は散る。
:25しかし、主の言葉は、とこしえに残る」。これが、あなたがたに宣べ伝えられた御言葉である。
序)御言葉とは・・
御言葉とはどういうものであるのかを今日読んだ箇所から、いくつかみたいと思います。
1.真理
御言葉とは「真理」です。
御言葉が受肉したのが、イエス様です。
そして、イエス様は「私は道であり、真理であり、命です」と言われました。
ここからも、御言葉とは「真理」であることがわかります。
:22を読むと、心から熱く愛し合いなさいとありますが、これは、イエス様が新しい戒めとして言われた「互いに愛し合いなさい」という御言葉です。
これを実践するために、魂を清め、偽りのない兄弟愛をいだくに至ったとありますが、そうなったのは、「真理に従うことによって」とあります。
真理に従うことによって、魂が清められ、偽りのない兄弟愛をいだくに至るということです。
つまり、御言葉に自分を従わせることによって、御言葉を実践するために必要も満たされ、御言葉を実践することができるようになるということです。
御言葉は真理です。真理は変わりません。
私達は御言葉を実践したい、御言葉の実を結びたいなら、その真理なる御言葉に自らを従わせることが必要であることもわかります。
互いに愛し合うための愛がない、という人は、イエス様に求めましょう、ということもお勧めします。
また、戒めを守ることが出来ないという人にも、イエス様に求めましょう、と言うでしょう。
しかし、ここでもうひとつ方法がかかれてあるように思います。
それが、「真理に従うこと」つまり、「御言葉に服従すること」です。
これはまた、いろんな意味合いがあると思いますが、一つ一つ詳しい解説はできませんが、
戒めを守ることもそうですし、聖書の言葉が神の言葉であることを疑わずそのまま受け入れることもそうだと思います。
また、自分にはそんなことはできないというような御言葉を否定するような思いを持つのではなく、御言葉にあるから私でもできるようになると信仰を持って告白し前進することもそうでしょう。
御言葉に服従するとき、御言葉を実践する為の必要も満たされてくるのです。
あとはあなたがそれを用いて実践するかどうかになってくるのでしょう。
御言葉によって、御言葉の実を結ぶ備えがされるのです。
そして、御言葉を実践していきたいですね。
2.朽ちない種
御言葉とは「朽ちない種」です。
私達が新たに生まれたのは、朽ちない種すなわち、神の変わる事のない生ける御言によったとあります。
朽ちる種とは、アダム以来の人間の種であり、必ず死を迎える、朽ちる命です。
朽ちない種とは、神様からの死さえも支配している永遠の命に種と言えるでしょう。
私達の体は朽ちる種によっていますし、この世の中もそうでしょう。
途中で変わってしまうこともありますし、朽ちてしまうこともあります。
人間から出ているものは、朽ちるものです。
しかし、御言葉は変わりません。朽ちない種です。
だから、信じていいのです。朽ちないから、不変だから、永遠の命が与えられるのです。
この御言葉によって、新たに生まれた人は幸いです。
まだ、そうじゃない人にも、朽ちない種によって、新たに生まれることができることを是非伝えていきたいですね。
結)御言葉によって
:24「人はみな草のごとく、その栄華はみな草の花に似ている。草は枯れ、花は散る。
:25しかし、主の言葉は、とこしえに残る」。これが、あなたがたに宣べ伝えられた御言葉である。
私達に伝えられた御言葉は、とこしえに残る、朽ちることのない、不変の真理であるものです。
そして、この御言葉が福音であり、福音によって私達は救いを得ることが出来るのです。
イエス様が私達を愛してくださっていること、その愛ゆえに私達のために命をささげて十字架に架かってくださったこと、死なれ葬られ、三日目に復活して朽ちない種によって新たに生まれることを示してくださったこと、死に打ち勝たれたこと、私達に救いを無条件で与えられること、
これらは全て御言葉を捜し求めれば、得ることが出来るようにしてくださっているのです。
そして、この恵みに預かるのは、御言葉によるのです。
御言葉によって導かれ、御言葉によって救われ、御言葉によって御言葉の実を結び、御言葉によって生かされる人生とは、なんと素晴らしいでしょう。
御言葉によって、あなたの歩みを確かなものにするなら、幸いです。
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