09.12.27「一年を振返って」
1テサロニケ5:12-22
:12 兄弟たちよ。あなたがたにお願いします。あなたがたの間で労苦し、主にあってあなたがたを指導し、訓戒している人々を認めなさい。
:13 その務めのゆえに、愛をもって深い尊敬を払いなさい。お互いの間に平和を保ちなさい。
:14 兄弟たち。あなたがたに勧告します。気ままな者を戒め、小心な者を励まし、弱い者を助け、すべての人に対して寛容でありなさい。
:15 だれも悪をもって悪に報いないように気をつけ、お互いの間で、またすべての人に対して、いつも善を行なうよう務めなさい。
:16 いつも喜んでいなさい。
:17 絶えず祈りなさい。
:18 すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。
:19 御霊を消してはなりません。
:20 預言をないがしろにしてはいけません。
:21 しかし、すべてのことを見分けて、ほんとうに良いものを堅く守りなさい。
:22 悪はどんな悪でも避けなさい。
詩篇103:1-2
: 1わがたましいよ。主をほめたたえよ。私のうちにあるすべてのものよ。聖なる御名をほめたたえよ。
: 2わがたましいよ。主をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。
序)今年最後の礼拝になりました。
みなさんはどんな年だったでしょうか?
一年を振返ることはとても大切なことです。それは感謝を数えることでもあります。
また、その中にある神様の恵みを数えることはもっとすばらしいことです。
今日は今年最後の礼拝ということで、一年を振返ってみると共に、感謝する時にしたいと思います。
感謝というのはどこかに向けられるべきですね。
辞書をひくと「ありがたいと思う気持ちを表すこと」とありますから、あらわすことは大切です。
全てのことに・・・
1.互いに感謝する。
まずは、人に、、、互いに感謝します。
よくクリスチャンは挨拶を交わす時に「感謝します」といいますが、これはこの御言葉「全てのことに感謝しなさい」から来ていると考えられます。
お互いにその存在を感謝し、また具体的に何かを感謝することもあるでしょう。
そういうことを思い巡らし、
「あぁ、あの人のあの時のあの言葉で励まされたなぁ。」
「あの時のあの笑顔にいやされたなぁ」
「あの時、祈ってもらって感謝だった」
「手伝ってもらって感謝だった」・・・といろいろと思い出せたら、
それを感謝することもまた素晴らしいことですし、神が望んでおられることでもあります。
それよりも何よりもお互いの存在が感謝であることを忘れてはいけませんね。
存在を感謝することはとても大切なことです。夫婦、親子、友人、、、
今年を思い巡らしてお互いに感謝できたら素晴らしいですね。
2.自分に感謝する。
次に自分に感謝しましょう。
みなさんは、人に感謝したり、神様に感謝することは多いかも知れませんが、
自分に感謝されてますか?
「自分を愛するように・・・」とありますが、
まさしく自分を愛する行為の一つが「自分に感謝する」ことだと思うのです。
自分を誉めてあげたり、自分を受け入れることもそうですが、自分に感謝する。
以前、ぎっくり腰になりました。
歩くのもままならない、車を運転するどころか、車に乗り込むことすら痛くて大変でした。
普段は特に気にもしてない「腰」。
健康に正常に動いて当たり前の時は、自分の体に対しての意識は無に等しいですが、
ひとたび、痛み出すと、その健康のありがたさがわかります。
自分の体に感謝しなきゃいけませんね。
勿論、その体を与え、支えて下さっているのは神様でしょう。
でも、その管理を任されているのは、一人一人なのです。
自分に感謝しましょう。
体だけではありません。
神様は私たちに自由意志を与えて下さいました。
自分が今年、よい選択をしたのであれば、その意志決定をした自分に感謝しましょう。
勿論そのように導いて下さったのは神様でしょう。
でも、それに反発することもできたわけですから、その点では自分に感謝し、神様に感謝すればいいのです。
3.神様に感謝する。
これは、本当に大切です。
詩篇103では、「主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな」とあります。
神様に感謝を数え、表すことは命じられています。
まあ、万が一忘れていることがあったとしてもそれを責められるお方ではありませんが、
私たちは、精一杯神様がして下さったよいことを数え、忘れず、感謝したいですね。
先ほどの二つのポイント、
「互いに感謝する」ことも、「自分に感謝する」ことも、
それらは、神様の支配の中であったことであると思うときに、それら全ての感謝は、同時に神様へも表すべきですね。
「○○さんを感謝します。そして、その○○さんを作られた主に感謝します。」
「○○さんのあの笑顔を感謝します。そして、その○○さんを笑顔にしてくださってる主に感謝します。」
「○○さんの祈りを感謝します。そして、その○○さんにそのような心を与えられた主に感謝します。」
「また自分を感謝します。そして私を作り、導いて下さっている主に感謝します」
と。。。
神様に感謝しましょう。それは、私たちを更に素晴らしい恵みの中に入れてくれます。
「ありがとう」という言葉を言う時に、気持ちがマイナスになる人はいないでしょう。
神様へのありがとうを言えば言うほど、神様の素晴らしさを深く味わい、神様が自分にとってどんなによい方であるかを更に知り、自分自身の神様への信仰と愛へとなっていくのです。
結)すべてのことに感謝しましょう。
お互いに感謝しましょう。神様が互いの関係を作って下さったから。
自分に感謝しましょう。神様が自分を作って下さり、うけ入れて下さったから。
神様に感謝しましょう。全てのことは神様の御手の中でのことだから。
そして、その感謝が溢れれば溢れるほど、わたしたちの内側も神様から来るよいもので溢れてきます。
神が人の形をとり、イエスキリストとして地上にきて下さり、十字架にかかって私たちの罪の身代わりとなって命を捨てて下さった。そして三日目によみがえり、天に昇り、今も聖霊として私たちを助けて下さる。
この素晴らしい救い主である神様を感謝しつつ、来年を迎えていきたいですね。
その時に、神様は、新しい年に新しいことをなしてくださると信じます。
感謝を数えつつ、祈りましょう。
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